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Awesome CIty Club - ZIMA FESTIVAL COCKTAIL

Awesome City Clubに訊く!夏フェスの“熱い瞬間”とFUJI ROCK FESTIVAL発!「ZIMA SALTY LEMON」の魅力とは?

マツザカ「フジロックでは、今の自分たちならではのバランスを上手く出していきたい」

――ACCって、かなり室内観やミッドナイト感のある印象なんですが、野外や昼間にやることについてはいかがですか? 

マツザカ:わりと2~3年ぐらい前から、このような場所に出る際にも対応できるように、ライブもフィジカル度を上げてはきてます。現在、ちょうどツアー中なんですが、そこでもかなりスポーティなライブへと移行していたりして。それこそ汗も凄くかきますし(笑)。PORINなんてむしろそっち側の方が、「ライブをしている!!」って充実感があるんじゃない? 

PORIN:そうなんです。プライベートに遊んだり、観に行ったりは夜の方が好きなんですけど、ことACCでのライブとなると、今の自分たちの感じは昼間でも似合うかなって。

――基本ACCは作品とライブって体感的な部分がかなり異なりますもんね。ライブだと躍動的だったり、熱量もかなりあり、凄く人間臭い印象で。対して作品は、おしゃれ感が増し、汗の部分が控え目な印象があります。

マツザカ:まさしくそこなんです! おっしゃっていただいたように、ライブはホント作品とは違い、かなり熱いものになってる自負があって。マインド的にはロックバンドの気概ですから。

PORIN:レッド・マーキーもテントの中なので、特に今のACCの世界観も上手く出せそうなんですよね。いわゆるライブハウスでもクラブでも対応できる自分たちの強みというか。フィジカルなんだけど、熱いだけじゃない特性もありますから。

――特に<フジロック>のステージの中でもレッド・マーキーは異質な部分もありますもんね。クラブでもあり、ライブハウスでもあり、だけど凄く外の情景や野外の外気も感じられる。

マツザカ:自分の中では<フジロック>って、このフェスに対して凄く熱い想いを持っている人たちが、他のフェスより断然多い印象があります。

――かもしれません。

マツザカ:正直僕たちは一般的な認識として、<フジロック>なアーティストではないでしょう。だけど、そのぶんカウンターパンチみたいなものを浴びせられたらなと。“どんなもんなんだろう……?”と観に来てくれる人もいれば、自分たちを好きで観に来てくれる方、はたまた音楽に対して懐の深い人たちも多そうなので、その人たちの前で自分たちはどのように映るのだろう? その辺り、凄く楽しみにしています。

――逆を言うと目の肥えた人たちからの品定めの畏怖はないのですか? 

マツザカ:もちろん自分たちの中でも音楽性の高い面もカマしたいです。だけどそれだけじゃなく、今の自分たちならではのバランスがあるでしょうから。そこを上手く出していきたいですね。

PORIN:クラブ的でもあり、ロック的でもあるんで、逆に柔軟に対応は出来そうです。そんな中、やはり今は現在の自分たちのマインドやアティテュードで勝負したくて。それこそ今のツアーで培ってきた感じを、会場やシチュエーションに関わらず、そのまま持っていきたいんです。その自分たちの得意な部分を無理せず、欲張らず出せたらいいなと。

――最新作品(今年3月に発売したEP『TORSO』)は、またあえてクラブ寄りに戻ってきてますもんね。

マツザカ:そうなんです。だけど、それらもまたライブでやると不思議とロックっぽい方向に行くんですよね。その辺りも楽しみにしていて欲しいです。よりスピード感も増して、バーンと伝わる感じになるでしょうから。今のツアーのいい意味で延長戦になるような、そこからいいところを切り取って<フジロック>仕様に繋げていけたらなと。それが上手くいけば、例え大勢の初見の人たちの前でも理解してもらえる自信はあります。それこそ、集まった多くの人が楽しめるライブにしたいんです。

――個人的には是非フェスで“ASAYAKE”を観たいです。

PORIN:もう、あの曲はフェスにはピッタリですから。あの曲こそ去年、夏フェスに向け、「フェスで後ろの方や遠くまで届くような曲が欲しいね」と作った曲だったりするので。絶対に映えるでしょうね。レッド・マーキーの音って、オアシスエリアにまで届くじゃないですか。もう、そんな食事中の人たちにまで届かせて、気になって観に来させる。そんな気概で挑みます。

マツザカ:柔軟な方や、いいものは気に入ってくれる方も多そうですからね。いい音が鳴ってれば、絶対に観に来てくれると信じてます。

――レッド・マーキー出演者のメリットは、雨が降ったら、普段より人がより集まるチャンスもありますし(笑)。

マツザカ:そうなんですよね。だから、雨降って欲しい気持ちもありつつ、だけど、やっぱり天気は良いに越したことはない……。うーん、葛藤してます(笑)。

――ちなみに冒頭で、「2014年の<フジロック>に来た際に生まれた曲がある」とおっしゃられてましたが、それは? 

マツザカ:“GOLD”(2ndアルバム『Awesome City Tracks 2』収録)って曲です。

――かなりスケール観のある雄々しいナンバーですよね? 

マツザカ:そうなんです。この曲は、その年のアーケイド・ファイア(Arcade Fire)を観てインスパイアされて作った曲なんです。金粉が舞っているイメージで。

――なので「GOLD」と(笑)。

マツザカ:当日、この曲や“ASAYAKE”をやった際には是非ブチ上がって欲しいです。もう自分たちがステージに立ったら、こんな景色を見たいというのを今から想像していますから。

PORIN:私もむっちゃしています。私、実はホームよりアウェイな方が燃えるタイプなので、集まった多くの初めましての人を落としたいなと。「絶対にここに集まった全員を好きにさせる!!」、そんな気概で臨みます!! 

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